不動産・建築全般におけるコンサルタント事業

ご相談から始まるコンサルタント

弊社では、数多くの不動産業務・建築業務全般で培った知識と経験を活かし、お客様の抱える様々なご不安、お悩み、問題にお応えし、解決いたします。独自の感性をもってあらゆる角度からお客様にご安心いただける最適なスキームをご提案し、ご満足へと導きます。

住宅建築に関するコンサルタントとは

ここでは、不動産や住宅建築にかかわるコンサルタント業務がどのように誕生したのかをご説明いたします。
私は、私自身の身内やごく親しい知り合いから不動産や住宅建築関係の相談をよく受けます。その内容は、候補の土地の探し方はどうすればよいのか、どんなハウスメーカーや工務店を選択したらよいか、見積内容はこれでよいのか、契約内容に落ち度はないかなど、多岐にわたる様々なものです。そんな色々な事柄にアドバイスしたり、書面に目を通したり、時には交渉ごとや、各打合せに同席したりもします。
こういった出来事を耳にされた方から「報酬を支払うのでぜひ私にも詳しくアドバイスをして欲しい」というご依頼いただいたくことがございます。長年にわたりハウスメーカー（積水ハウス）で仕事をしてまいり、数多くの様々な実例に携わらさせていただいた私は、不動産についても、設計についても、建築についても、資金や税金、法律その他についても総合的にまとまった知識と経験を有しているせいか、こういったご依頼が一件また一件とだんだんと増えてまいり、しだいに数多くのご依頼をいただくようになりました。
そこで、一件ごとのご依頼に対して「では今回についてはこんな風に相談にのりましょうか」という具合にその都度ちがったスタイルでご依頼を承るのではなく、一つの確立した業務として承る方が、「皆様に対して等しく明確でわかりやすいご説明ができ、私も業務としてきちんと責任をもって承ることができる」という考えに至りました。このような流れで誕生したのが、今回ご説明しているコンサルタント業務ということです。

内容に応じたコンサルタント

一口にアドバイスすると申しましても、色々なケースがございます。建築工事の例をとってみても、「依頼する建築業者をどのように選定するのかというところから、契約に至るまでの間の設計内容や構造について、そして設備や仕様などの内容確認や価格の交渉、契約後の詳細打合せ、そして住宅の建築工事中はもちろん外構工事の完成に至るまで一貫してアドバイスしてほしい」といった最初から最後までの総合的なコンサルタントを目的としてご依頼をいただくケースもございますし、「弊社仲介のもとご購入された物件のリフォーム工事についてアドバイスしてほしい」といった担当させていただいた仲介物件のご購入をきっかけにご依頼をいただくケースなどもございます。
また、コンサルタント業務には、アドバイスなどの範囲や程度についても様々なケースがございます。
例えば、先程の例のような、仲介物件のご購入がきっかけとなりリフォーム工事のコンサルタント業務が始まるケースを一つとってみても多種多様です。仮にリフォーム業者を紹介させていただく場合は、私がこれまでの実績や信頼性を充分に考慮したうえで紹介するわけですから、お客様がそのリフォーム業者について初めから一定の安心感や信頼感をお持ちになられることも多く、結果的に単にリフォーム業者を紹介させていただくにとどまるケースもございます。仮に私がリフォームプランニングをさせていただく場合は、その施工については施工業者を紹介させていただくのみにとどまるケースもございますし、施工に関しても私が責任をもってコンサルタント業務に入るケースもございます。（もちろんのことですが、弊社が施工させていただくこともございます）
他には、建築条件付き土地を購入されたときのように住宅建築の施工業者が既に決まっている場合などは、お客様は、施工業者を比較検討するができないどころか、建築条件となっているその施工業者のこともよく分かっていません。なんとなく施工業者や売主業者の言うがままにならざるを得ないような雰囲気のなか、焦りや不安感だけがどんどんと増大していきます。そんな時、その焦りや不安感をしっかりと解消するためにコンサルタント業務をご依頼され、設計のお打合せはもちろんのこと、インテリアコーディネートへの参加、そして資金計画の見直し、更には建築工事や外構工事までの多くの内容についてコンサルタント業務をご依頼されるというケースなどもございます。

コンサルタントの必要性

コンサルタント業務の必要性や意義をもう少し深く、一つの例に沿ってご説明いたします。例えば、建築条件付き土地を購入された場合、不動産業者の仲介業務としてはあくまでも対象不動産の売買が決定してご契約を交わされた時点で一旦完結します。その後の建物の建築については、建築条件として指定された施工業者（工務店など）ないし売主業者とお客様が直接打合せをすることになります。つまり、「購入決定に至るまでの間、物件を紹介してくれたり、案内してくれたり、色々なアドバイスをしてくれていた、自分の要望や考えを理解してくれていた、とても頼りにしていた、あの不動産屋さん（仲介担当の不動産業者）はもう手伝ってはくれない」のです。ご契約の後は、お客様と施工業者（工務店など）ないし売主業者とがこれから建てる住宅についてのお打合せをして内容を決定し、その後に建築工事がなされ、完成、お引渡とどんどんと進んでいきます。仲介を担当した不動産業者は、お引渡しの際に、ローンや登記の書類などの件で、少し立ち会うだけです。
こういった一連の流れのなかで、建築条件付き土地の購入を決め契約を完了した直後、つまり、これから指定の施工業者（工務店など）ないし売主業者とのお打合せが始まるというタイミングが来た時に、焦る気持ちや不安感で非常に大きなストレスをお感じになられることが多いと思います。そして次に思われるのは「この先の打合せや工事について、自分たちの立場に立ってしっかりと考えてくれる信頼できる誰かから、適切なアドバイスが欲しい」ということだと思います。身近に建築に詳しい方、専門の方がいらっしゃればその方を頼られてもよいですね。しかし、身近にそういう方はいらっしゃらない、或いはいらっしゃってもお願いしづらいといったことも多いと思います。
そんな時、「報酬を支払ってでも、焦る気持ちや不安感を取り除き、しっかりとストレスを解消して、自分たちの理想の住まいを造るために、信頼できる誰かに相談にのって欲しい、そしてアドバイスして欲しい」と願い感じること、それが、コンサルタント業務を必要とするということなのです。反対に、「報酬を支払ってまで誰かに相談することはない」と感じること、それはコンサルタント業務を必要としないということなのです。
したがって、コンサルタント業務というものは、あくまでもお客様のお気持ちや考え方次第であり、その上で、お客様からのご要望、ご依頼といった意思表示があってはじめて成り立つ業務なのです。
そういった意味でも、こういったコンサルタント業務はひろく広告をしているものでもなく、お客様側からのご要望で自然発生的に生まれた業務なのです。
少し説明や理解が難しいのは、このコンサルタント業務はあくまでも「親切」の延長線上にあるところです。

コンサルタント料金について

コンサルタント業務は、内容や範囲などがご依頼者によってすべて異なります。したがって料金もすべて異なります。お客様のご要望から自然発生的に生まれた業務ですので、業務内容もその料金もお客様のご希望がまず第一です。
はじめてご相談を承った際に、その内容に応じて適正な料金をご提示します。その内容や料金をしっかりとご検討されてからご依頼ください。もちろん、はじめのご相談の料金は頂きません。
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